竹の子には、体内の新陳代謝を促進、紫外線から肌を守る、血糖値を抑えて糖尿病を防ぐ、内臓脂肪蓄積を抑えるという4つの効果があります。
まず、体内の新陳代謝を促進する この竹の子の効能をいかすには、下ごしらえに工夫が必要です。
竹の子は、ゆでてアク抜きをすると体内の新陳代謝を促進するミネラルが水の中に流出してしまいます。
そこで、下ごしらえをする時、アク抜きをせず生のままごま油で炒めるとミネラルの流出を防ぐことがでます。
ごま油で竹の子がコーティングされるため、苦味やえぐみも感じにくくなります。また、ごま油で炒める時に薄切りにし、1分半位で軽く炒めるようにしましょう。
竹の子の酵素は熱に弱いので、薄切りにすることにより炒める時間が短かくてすみ竹の子の健康効果を得られるという訳です。
次に、竹の子に多く含まれるアミノ酸の一種チロシンには紫外線を吸収し、肌の細胞を守る効果があります。
竹の子を切った時に断面から出る白い液がチロシンです。
竹の子の紫外線から肌を守る効果を高めるポイントは、買ってきたら皮ごととすぐ(水から)ゆでることです。
竹の子に含まれるチロシンは時間が経つと違う物質に変わってしまいますが、皮ごとゆでることによりチロシンのまま保つことができるのです。
そして、ゆでた竹の子と菜の花としらすを組み合わせることにより、紫外線から肌を守る効果をさらに高めシミを予防することができます。
これは、菜の花のビタミンCとしらすのシステインという成分がメラニンの生成を抑えてくれるためです。
チロシンを摂りたいという場合には、通常に料理するだけで効果が得られます。以下は、肌を守る竹の子のお勧めレシピです。
<竹の子と菜の花のからし醤油和え(4人分)>
材料:竹の子(ゆでたもの) 1/2本、菜の花 1束、しらす 大さじ3杯、醤油 大さじ2杯、練りからし 適宜、削り節 適宜
作り方:1.竹の子は薄切りにし、菜の花はさっとゆでて切る。
2.ボウルに1としらすを入れ、混ぜ合わせる。
3.醤油に練りからしを入れて溶き、2に加えて和え、削り節をふる。
紫外線の量を月別で見ると、7月や8月ではなく4月から5月にかけて最も多くなるのでこの時期に竹の子の効果が発揮されると言えます。
さらに、竹の子に含まれるパラークマル酸とフェルラ酸には、血糖値を上昇させる酵素の働きを抑え、糖尿病を予防する働きがあります。
竹の子の糖尿病予防効果を高めるポイントは、アク抜きをせず揚げることです。
竹の子に含まれるパラークマル酸とフェルラ酸は油に溶けやすく、油と一緒に摂ると吸収が良くなるのです。
ただ、素揚げすると成分が油に流れ出てしまうので、ころもで包みてんぷらなどにして食べるようにしましょう。
そして、大根おろしと一緒に摂る糖尿病予防効果がさらに高まります。
大根に含まれるイソシオチラネートには抗酸化作用があり、パラークマル酸とフェルラ酸の働きを高めてくれるためです。
生のまま皮をむいて、食べやすい大きさに切っててんぷらにするだけで糖尿病予防効果が得られます。
最後に、竹の子に含まれる食物繊維のリグニンは、内臓脂肪の蓄積を抑えてくれます。
竹の子の内臓脂肪蓄積を抑える効果を高めるには、皮ごとゆでた竹の子をすりおろして食べることがポイントです。
これは、リグニンは竹の子の断面から増えるという性質があるためです。
そして、すりおろした竹の子は空気に触れるようによくかき混ぜて15分ほど置くとさらに効果が高まります。
すりおろした竹の子をそのまま食べるより、ソースにすると美味しく食べられます。以下に、竹の子ソースの作り方を紹介します。
<竹の子ソース>
材料: 竹の子(ゆでたもの) 小さめ1本、木の芽 10枚、白味噌 60g、だし汁 1/2カップ、酒大さじ 3杯、砂糖大さじ 2杯
作り方:1.竹の子をすりおろし、木の芽はみじん切りにする。
2.鍋に白味噌、だし汁、酒、砂糖を入れ火にかける。トロッとしたら火を止め、竹の子と木の芽を混ぜ合わせる。
竹の子の選び方ですが、底の切り口が白いものほど鮮度が高く、太くて短いもの、穂先が黄色くて開いていないものほど美味しくものと言えます。
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