チーズのカルシウムは吸収されすいため、骨を丈夫にして骨粗しょう症の予防に非常に効果があります。
チーズのカルシウムが牛乳のカルシウムより吸収されやすいのは、牛乳を発酵する間により吸収されやすいカルシウムに分解されるためです。
チーズを食べた場合食後の血中カルシウム濃度は、牛乳を飲んだ場合の約1.5倍になりという実験結果も得られています。
骨粗しょう症を予防するには、1日にカルシウムを800mg以上摂る必要があります。しかし、日本人の1日のカルシウム摂取量は約540mgなので足りません。
日本人は長寿ですが、カルシウム不足のために年をとると背が縮んだり腰の骨が曲がったり、健康的に長生きできる人が少ないのです。
もともとカルシウム摂取量の少ない日本人は、カルシウム摂取量を増やすだけでなく効果的にカルシウムを摂取する必要があります。
そして、そのためにチーズにビタミンKを加えることで、骨を丈夫にし骨粗しょう症の予防効果をより高めることができます。
ビタミンKは骨の土台となるたんぱく質で、それにミネラルやカルシウムがくっつき骨を作り、またビタミンKは骨の形成自体も助けてくれます。
カルシウムだけ摂取しても骨にはならないという訳です。
ビタミンKを含む食材にはブロッコリー、小松菜、納豆などがありますが、その中でも納豆と組み合わせるとより効果を得られます。
納豆2分の1パックには、小松菜70gの約3倍、ブロッコリー50gの約5倍のビタミンKが含まれています。
骨粗しょう症を予防するのにお勧めのレシピは、チーズと納豆の包み焼きです。用意する材料と作り方は、以下の通りです。
<材料(4人分)>
チーズ160g、油揚げ(正方形)4枚、納豆2パック、納豆のたれ2パック分、刻んだ長ネギ大さじ2、かつお節1パック。
<作り方>
1.チーズを小さく刻み、納豆、タレ、長ネギ、かつお節と混ぜる。
2.油揚げにつめ、口を揚枝でとめて、フライパンで焦げ目がつく程度に焼く。
チーズには、もう1つ大腸がんの予防効果があります。
イタリアで5千人以上の中年男女を調査したところ、チーズを週に400g以上食べている人ほど大腸がんの発症率が低かったという結果が得らたということです。
チーズを週に240g以下しか食べていない人に比べ、2割以上大腸がんの発症率が低かったということです。
そして、大腸がんを予防するのにお勧めのチーズは、モッツァレラ、カマンベール、パルメザンなどのナチュラルチーズです。
ナチュラルチーズとは、牛乳からそのまま作ったチーズのことです。これに対し、いろいろな種類のチーズを固めたものは、プロセスチーズと呼ばれます。
プロセスチーズは強く加熱されるためチーズに含まれる乳酸菌などの醗酵菌が殺されしまいますが、ナチュラルチーズは強く加熱されていない(60℃以下)ため醗酵菌の効果を得られるのです。
大腸がんを予防するのにお勧めのレシピは、チーズカレーです。
カレーに含まれるターメリック、クルクミンに抗酸化作用があるため大腸がんの予防効果があると言われています。
チーズでコレステロール値が上がることを心配する方もいるかもしれませんが、チーズを食べてもコレステロール値は上がらないという実験結果も得られます。
ただし、食べすぎはよくないので気をつけて下さい。
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